成長への喜び

私は大学のころ、硬式野球部の所属しておりました。対して強くなかったのですが、私は3年の時にキャプテン兼監督をさせてもらいました。その時の経験が今の社会人生活に大きく影響していると思います。 私はキャプテン兼監督に就任して初めての春シーズンの練習試合でいろいろな選手を試していました。その時に高校では野球をやってなかったのですが、地道にコツコツと練習をしていた選手を使いました。その選手はお世辞にもうまくはありません。しかし、コツコツと地道に練習をしている姿を買って起用しました。 その試合は結果的には点差をつけて勝ったのですが、決め手となったプレーはそのコツコツと地道に練習をしていた選手の送りバントでした。ここは絶対に送りバントを決めないといけない場面で日ごろの練習の成果からか初球でしっかりと送りバントを決めてくれました。 試合終了後のミーティングで私はその選手を褒めました。「今日勝ったのはXXの送りバントのおかげだ」と・・・ 後日、試合前の決起集会でその選手は私ところへ来ました。その選手は初めて野球で認めてもらえたとあの日のミーティングのことを喜び、そして涙をしていました。その選手はその後、レギュラーを取ることはできませんでしたが、おそらくあの日のことは忘れないでしょう。 言葉は重要です。何気なく言った言葉が無く程にうれしく感じてもらえることもあります。その言葉を文章にして本を発行することはとても素晴らしいことだと思いませんか?

売上アップの研修、講演会はこちらから

カテゴリー: 経営 パーマリンク